プロジェクト / 企画プロジェクト
生薬の湯復活プロジェクト
ツムラ
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#ブランディング
#プロモーション
#日本文化
「湯道」の精神とともに、
入浴文化を改めて感じる
お風呂に入ること。
それは日本人が古くから習慣としてきた文化です。
単に清潔に保つためだけの行為ではなく、
私たちの礎である文化ということを改めて
世代を超えた人々に届けるべく、
ツムラのくすり湯「バスハーブ」と
「湯道」のコラボレーションが生まれました。
プロローグ
日本人のDNAに刻まれた
入浴という文化
日本の「お風呂につかる」という習慣は海外では珍しいにもかかわらず、昨今「お風呂につかる」ことはせずシャワーで済ましてしまうという人が多くなってきています。
そんな中、小山薫堂は、感謝の念を抱く・慮る心を培う・自己を磨くという三つの柱に寄り添いながら、湯につかる喜びを発信する「湯道」を提唱しています。
ツムラの歴史とともに歩んできたバスハーブもまた、そんな湯につかるという日本の文化をいま一度若者に伝えていきたいと考えていたことから、この企画のコラボレーションが生まれました。
今日はお風呂につかろう、
と思ってもらう
「湯道」では、湯に入る作法として9つの作法を推奨しています。そこで、バスハーブならではのオリジナル作法をつくり、「湯道」コラボレーション限定パッケージとして作法書と手ぬぐいとバスハーブを合わせて販売しました。
バスハーブのお風呂につかりながら「湯道」の精神を感じることで、改めて湯につかることの良さを発信しました。
身体があたたまる、
心があたたまる
バスハーブは古くから愛されている有効成分100%生薬エキスの薬用入浴剤ですが、意外と若い女性には入浴剤の選択肢として選ばれていませんでした。
そこで、バスハーブがどんな商品なのかを知ってもらうため、また、ただそれを知るだけではなく知っていく過程で心があたたまるようなリーフレットをつくることで、若い女性に寄り添うブランドであることと、「湯道」の精神とともに湯につかることを楽しんでほしい、という思いを伝えました。
そんな「きく」リーフレットは、お風呂の歴史から生薬のはなし、そして文筆家による心あたたまるエッセイと、入浴している気分になれる銭湯のASMRが聴けるリーフレットになりました。
銭湯は昔、温泉に行きづらい人々
のために生薬の湯を提供していた
地域に根付いた銭湯には、常連さんから観光客まで、幅広いお客さんが集まります。銭湯が習慣化していたり、楽しみに来ている人たちにも改めて、バスハーブと「湯道」のコラボレーションで、心からあたたまってもらいながら、やっぱりお風呂って良いなと感じてもらうために、墨田区にある「大黒湯」「黄金湯」でコラボレーション企画を実現しました。
ただ薬湯としてバスハーブの湯に入浴してもらうだけではなく、ツムラが大切にしている植物の力をアートで表現し、癒やされる世界観を演出。世代を超えて、日本人の礎にある入浴文化を呼び起こすようなインスタレーションを行いました。
Client:株式会社ツムラ
Producer:近藤徹
Planner:堀越彩、深尾麻鈴、永山慶志郎
Special Bagデザイナー:昨間貴仁
作法イラストレーター:小西まりえ
Leaflet Design&Edit:akaoni
Leaflet Photographer:阿部健
銭湯インスタレーション:林樹里、ART BY SANSAKI 、KASA / KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS
Cooperation:一般社団法人 湯道文化振興会
実施時期:2023年1月〜6月